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今日はお箸を使い始めるタイミングについてお伝えしていきます。
保育士として働いていると保護者の方からこんなお話をよく聞きます。
大人のお箸を使いたがるので持たせてみました。
お箸っていつから始めたらいいのでしょうか?
答えは・・・
スプーンが3点持ち(すくい持ち)で安定して食べることができるようになったらです。
どの時期に始めるかではなく、子どもの手指の発達段階を知り、
その子のタイミングで見極めることが大切です!
毎日の食事、悩みはつきものです。
食べることは、生きていくためには必要なことです。
楽しく食事ができる雰囲気を作り、
「食べることって楽しい」という経験を積み重ねることで、
食への興味や関心へとつなげていきたいですね(^^♪
今日はお箸を使い始めるタイミングについてお伝えしていきます。
子どもの発達を知ろう~食事をどのように取り込む?~
授乳期
授乳で大切なのは、子どもが安心して飲めること。
それは、母乳でもミルクでも同じです。
授乳は、栄養摂取だけでなく愛着形成を育むことのできる時間でもあります。
楽なスタイルで、ゆったりとした気持ちで授乳することが大切です。
離乳食期
生後5~6か月頃、首がすわり、授乳-睡眠-遊びのリズムが安定してきたら離乳食を始めます。
この時期は、大人が子どもの口にスプーンで食事を運びます。
まずは、スプーンに慣れることが大切です。
手づかみ食べ
7、8か月ごろになると、赤ちゃん用のビスケットなどを自分で持って口に運び食べるようになります。
1歳ごろになると何にでも興味を持ち、さらに自分で食べようという姿が見られるようになります。
手づかみで食べやすいスティック状のものを用意すると良いですね。
手づかみ食べを経験することで自分で食べる楽しみを感じるようになります。
スプーンに興味を持つ
1歳半~2歳頃になると、「じぶんで!」とスプーンを使ってこぼしながらも
一人で食べることができるようになります。
こぼしてもOK!
『じぶんで食べることができた』という経験を積み重ねることが大切です。
お箸に興味を持ち始める
スプーンを自由に使えるようになると、お箸に興味を持ち使いたがるようになります。
手指の発達や、興味を持つタイミングには個人差があります。
興味を持ったからといって、手指が発達していない時期にお箸を持たせても
遊びの道具になるか、持ち方に変な癖がつくだけ。
癖がついてしまうとあとから直そうと思ってもそう簡単には直りません。
(↑わが子で体験済み)
私の勤める保育園では、4歳児クラスからお箸の準備をしてもらい、
まずは、お箸とスプーンを併用して使いますよ。
子どもがスプーンの握り方を獲得するプロセス
ひとりひとりの子どもの身体や心の成長や器用さ食習慣はそれぞれ異なります。
そのため、スプーンの握り方を獲得するプロセスにも大きく個人差があります。
いつどの握り方になっているかということよりも、
どのような段階を経て正しい握り方を習得していくかを周りの大人が理解し、見極めて、
その子に合わせて援助していくことが大切です。
上握り持ち
はじめは、スプーンを上から持ち、横向きにして口に運びます。
支え持ち
肘が上がり、手首を柔らかく動かすことができるようになると、
スプーンをまっすぐ口に入れることができるようになります。
上握りの状態から人差し指でスプーンの柄を支えます。
3点持ち(すくい持ち)
支え持ちのあと、スプーンをしたからすくってっ持つことができるようになります。
この持ち方がお箸の持ち方につながっていきます。
まとめ
いかがでしたか?
お箸を始めようと考えておられる方!
お子さんのスプーンの持ち方は今どの段階ですか?
手指の発達段階を知り、始めるタイミングを見極めましょう。
それが、正しいお箸の持ち方を習得する一番の近道となります!
今日は、お箸を使い始めるタイミングについてお伝えしました。
みなさんが笑顔になれるお手伝いができれば幸いです。
今日も1日お疲れさまでした。
明日も笑顔で過ごせますように😊
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