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食事の時、「よくかんで食べなさい!」と幼いころに言われたことがある方、同じように大人になって子どもたちに伝えたことがある方は多いのではないでしょうか?
「かむ」ことは、心や体の発達にも影響する大切なことです。
咀嚼力(かむ力)がつかない、かまない時にはいろいろな原因が考えられるでしょう。
その原因と対処方法についてお伝えしたいと思います。
かんで食べない原因を考える
丸飲みをしている
食べるペースが速く、スプーンや手づかみで次々と食べ物を口の中に入れている時は、丸のみをしている可能性があります。
原因①
離乳食を急いで進めてしまい、硬いものを早く与えすぎてしまったことで、舌や歯茎ですり潰す力が育っていない。
どのように援助する?
具材を大きめに切って柔らかく調理する。かみ切ったり咀嚼したりしやすいようにする。
原因②
おなかが空いていて、食べたい気持ちが強く口に次々と食べ物を詰め込みすぎる。
どのように援助する?
食事のリズムを見直す。
朝食や午前のおやつの時間やメニューを見直して、空腹になりすぎないように配慮をしていく。
原因③
飲み込む前に次の食べ物を口の中に入れてしまう。
どのように援助する?
「もぐもぐごっくんできた?」など、飲み込んだかどうかをしっかり確認してから次の食べ物を口に入れる。
舌を動かしやすいように、下唇にスプーンの先をのせるようにして与えるとよい。
飲み込むことができない
いつまでも飲み込むことをせずに、もぐもぐと口を動かしている・・・
そんなことはありませんか?
原因①
おなかが空いていない、食事の量が多い。
どのように援助する?
食事のリズムを見直す。
空腹になるように生活リズムや遊びの内容、朝食や朝のおやつの量を調節するとよいですね。
原因②
咀嚼力(かむ力)が弱い。
どのように援助する?
離乳食の場合は、ひとつ前の段階に戻し、様子を見ながら進めていくようにする。
原因③
ひと口量が多い。
どのように援助する?
適切なひと口量を伝えながら食事の介助を進めていく。
すぐには直らないので、繰り返し伝え、「カミカミしてね」と咀嚼を促すような言葉がけをしていく。
まとめ
いかがでしたか?
「かむ」ことは、心や体の発達にも影響する大切なことです。
しかし、「かむ力がない」、「かまない」というお子さんが増えているような気がします。
今回は、咀嚼力(かむ力)がつかない、かまない原因と対処方法についてお伝えしました。
「かむ」ことを子どもたちにしっかりと繰り返し伝え、かんで食べる習慣が身に付くように援助していきたいですね。
みなさんが笑顔になれるお手伝いができれば幸いです。
今日も1日お疲れさまでした。
明日も笑顔で過ごせますように😊
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