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食事の時に、「しっかりかんで食べなさい!」と言われた経験はありますか?
「かむ」ことは、心や体の発達にも影響する大切なことです。
乳児期からかむ習慣を身に付けるためにできることを紹介したいと思います。
小さなころにかむ習慣をつけるメリット
栄養をしっかりと吸収できる
たくさんかむ=唾液の分泌が多くなる
唾液がたくさん分泌されると・・・
*食べ物の消化や栄養の吸収を助け胃腸への負担を軽減
*唾液に口の中を清潔に保つ働きがあり、虫歯予防につながる
窒息事故を防ぐ
ひと口量を知りよくかむ=食べ物による窒息防止
飲み込む力の弱い乳児期に、よくかんで食べ物を細かく砕き喉につまりにくくすることが大切です。
食べることを楽しむことができる
かむ=食べ物の食感や味を十分に味わい食べることが楽しくなる
手づかみ食べをするなど自分で食べる意欲にもつながります。
しっかりかむためにできること
食材を工夫する
一人ひとりの発達や様子を見ながら、食材に合わせて切り方や柔らかさを考え、楽しくしっかりとかんで食べることができるように配慮していきたいですね。
葉物
茎は細かく刻む、柔らかい葉先の部分は食べやすいので◎
肉・魚
肉や魚はかみ切りにくいため、水分を保つ工夫をすると◎
根菜
大きく切って柔らかく調理することで、前歯でひと口分をかみ切って食べることにつながります。
子どもの発達に合わせて加熱時間を調節し柔らかさを加減すると良いですね。
関わり方を工夫する
楽しみながら「かむ」経験の積み重ねが自分で食べたくなる意欲につながります。
口の動きを見せる
まわりの大人が口の動きを見せながら「もぐもぐしようね」「カミカミしようね」などと伝えていきます。
口の中を確認する
「ごっくんしたら、お口アーンして見せてね」と子どもに伝え、口の中の食べ物がなくなったことを確認してから次の食べ物を口に運ぶようにします。
かんでいる音を聞いてみる
歯ごたえのある食材を口に入れて、両手で耳を塞いでみます。
そのままかんでみると・・・
かんでいる音が聞こえて、かんでいることを実感することができます。
人形を使ってみる
生活や遊びの中で、パペット(人形)を使いながら「ゆっくりかんでね」「カミカミごっくんしてね」など言葉をかけてかむ習慣を楽しみながら身に付けることができるように関わっていきたいですね。
正しい姿勢で食べる
食べやすい姿勢を保つために椅子の高さや背もたれの位置などを確認しましょう。
足の裏が床に着くことで落ち着いて食べることができます。
また、しっかりとかむためには、あごの力や食べ物を口に運ぶための腕の力、正しい姿勢を保つための力など全身の筋力が必要となります。
ハイハイの時期から全身を使った運動を生活や遊びの中に取り入れ、筋力を付けていきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
乳児期からかむ習慣を身に付けるためにできることを紹介しました。
「かむ」ことは、心や体の発達にも影響する大切なこと。
楽しみながら「かむ」経験を積み重ねることができるよう関わっていきたいですね。
みなさんが笑顔になれるお手伝いができれば幸いです。
今日も1日お疲れさまでした。
明日も笑顔で過ごせますように😊
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